精霊携帯獣物語〜第二話〜

僕は目が覚めると、見知らぬ建物の中にいた。
僕の体には包帯が巻かれていた。誰かが治療してくれたみたいだけど…
ラティアス「あ、気がついた!」
ラティアスが言った。
ここは何処なのと聞くと…
ここは救助基地だとラティアスは言った。
僕は助けてくれたことに礼を言うけど、何かを忘れているような…
フライヤ「ナオ!?」
そういえば、ナオがいない!!
僕は探しに行こうとしたけど、翼が傷ついて飛べなかった…
ラティオス「無理をするな」
フライヤ「でも、ナオがヤミカラス達に…」
ラティオス「あいつらが!?」
どうやらあのヤミカラスの事を知ってるらしい。
フライヤ「あのヤミカラス達は何ですか!?」
ラティアス「あのヤミカラス達はブラックハットの組織よ」
ブラックハット!?
フライヤ「あの組織がナオに…早く行かなきゃ…痛!」
ラティオス「慌てるな、まずはお前の治療が先だ。友達さがしは後回しだ!無理をするな!」
フライヤ「…」
僕は不安を感じながら眠った。

つづく